経典を取り扱う際の注意事項

1.仏典は仏法の宝であり、衆生が苦難から抜け出すための指針であるため、敬うべきものです。破ったり、燃やしたり、捨てたりしてはいけません。経典のある処は、護法の諸神に守られており、不敬な行為をすると罪業を犯すことになります。
2.仏典を他の書籍の上に置く場合は、一番上に置かなければなりません。他の書籍の下に置いていけません。
3.経典の上に、むやみに何かを塗ったり書いたりしてはいけません。また雑談したり、飲食したりしながら、お経を読むのも禁じられています。
4.経典は恭しく清浄な高い場所に置かなければなりません。粗雑にベッドや椅子の上や、不潔なところに置いていけません。
5.経典は捧げ持ったり、ポケットに入れて携帯したりする時、腰より下で持ったり、脇の下に挟んだりしてはいけません。
6.経典をお手洗いに持ち込んだり、お手洗いの中でお経を読んだりしてはいけません。
7.夫婦の寝室に、経典をいい加減に置いてはいけません。経典のあるところでは、穢れた行為などをしてはいけません。
8.独身者の寝室の場合、経典を枕元に恭しく置いてください(出来れば赤い布で覆ってください)。決して足元に置いてはいけません。
9.経典を踏んだり、跨いだりしてはいけません。
10.経典の上の埃を口で吹き払ってはいけません。専用の清潔な布で拭き取ってください。
11.経典を読む前には、必ず手を洗ってください。汚れた手で経典に触れてはいけません。
12.お経を読むのを中断する時は、しおりを挟んでおくべきです。ぺージに折り目を付けたり、お経を開いたまま伏せて置いたりしてはいけません。
13.つばをつけた指でお経をめくってはいけません。

目録

淨口業真言
嗡萊姆索訶
大悲咒
心經
如意寶輪王陀羅尼
消災吉祥神咒
功德寶山神咒
准提神咒
聖無量壽決定光明王陀羅尼
藥師灌頂真言
觀音靈感真言
七佛滅罪真言
往生咒
大吉祥天女咒
解結咒
補闕真言
禮佛大懺悔文
六字真言